意外と盲点だった!?自転車置場問題について解説!
9月も後半、朝晩涼しく感じる日も増えてきました。
外出がはばかられるほどの暑さも、そろそろ終わり。
行楽の秋がやってきます♪
秋はサイクリングにぴったり!
川沿いや海沿いを颯爽と走ったり、山あいに入れば紅葉も楽しめます。
街中、特に都会では自転車を多く見かけます。
先日の朝礼スピーチで、ロードバイクを趣味で始めた、という社員もいるなど
通勤や通学だけでなく、趣味としても身近な乗り物である自転車。
子どもが乗り始めたから、通勤に必要になったから、運動や趣味として、と自転車を購入したものの
どこに置いておく?という問題に直面することは少なくありません。
そこで今回のコラムは、意外と後回しになってしまいがちな
自宅の「自転車置場どうする問題」にスポットを当ててみようと思います。

筑後地区は平地が多く、サイクリングに最適です♪
●後回しになりがちな自転車置場
外構(建物以外のフェンスや門扉、玄関までのアプローチ、カーポート、植栽など)を計画する際、
車は最低でも3台停められるように確保したい、カーポート設置の有無、地面は砂利やコンクリートか・・・など
車に関することばかりに意識がいきがちです。
車での移動が日常的で、今現在自転車を所有していなければ
はじめから自転車のスペースを確保しよう!とはなりにくいでしょう💦
敷地が広いから、後からどうにでもなるだろう、と後回しにしてしまいがちですが
いざ自転車を置くときになって、場所によっては停めにくかったり、
配管や植栽など障害物があってスペースが確保できなくなる可能性もあります。
●必要なスペースと設置場所
そもそも自転車を置くのにはどれくらいのスペースが必要かといいますと
1台あたり幅60㎝×長さ2.0mほどのスペースが必要です。
2台、3台と増えれば、幅がその分必要になります。
設置場所は、家の入口に近い場所、例えば玄関までのアプローチの途中であったり
勝手口がメインの出入り口であれば、その近く、など
普段出入りしている動線上が望ましいでしょう。
たまにしか使用しない自転車であったり、防犯上あまり人目につくところは避けたい、ということであれば別ですが、
毎日利用するのであれば、すぐ乗れる場所に置いておくのが最適です。
●タイプ別自転車置場選びのポイント
①コスパ重視なら、サイクルハウス
「サイクルハウス」とは、簡易的なテントや小屋のようにパイプにシートをかぶせて組立てるもので
雨風や紫外線から自転車を守り、サビや劣化を防ぎます。
設置は工事不要で大人1人でも簡単、価格はホームセンターで1万円台からあります。
大きさも1台用~3台用と様々で、自転車だけでなく農作業用具やお子さんのおもちゃなどさまざまなものを収納可能です。
デメリットとしては、シートなので汚れや紫外線による劣化が避けられないこと、
台風の時期などは飛ばないよう注意が必要、などがあげられます。
②人気No.1!安心のサイクルポート
カーポートの自転車バージョン、「サイクルポート」です。
アパートの駐車場の一角に設置してあるのをよく見かけます。
大きさはさまざまですが、いちばん小さいもので幅2.0m×奥行1.8m程度のスペースが必要です。
カーポートに似ているので家の外観と調和しやすく、屋根の形状やカラーのバリエーションも豊富。
オプションで盗難防止用の輪止めや、転倒を防ぐためのサイクルキーパー、物干し金物、
電動アシスト自転車にうれしいコンセントなども設置可能です。
デメリットとしては、ある程度のスペースが必要であり、また設置には工事も必要であることから
外構計画の段階からプランに入れておいたほうが良さそうです。
③一石二鳥!?物置一体型タイプ
片方が物置、もう片方が開放型で自転車などを置けるスペースになっています。
サイクルポートと比較すると屋根だけでなく三方が囲まれているため
雨や風が強いときには安心感があります。
丁度物置も必要であったという場合には一石二鳥ですが
デメリットとしてはある程度の広さが必要なので設置場所が限定されることや
価格も決して安くはないため、事前にじっくりと検討が必要です。
●どのタイプにするかはじっくり検討を
ちなみに、自宅の自転車置場をどうしているか社内で聞いてみたところ
・カーポートの一部を使用している。
・以前はサイクルハウスを使用していたが、使い勝手を考えてサイクルポートを設置した。
だけど、雨が強いときは結構濡れます・・・
と、それぞれでした。
これから自転車が必要となってくるので、どうしようか悩んでいます、という人も。
ちなみに筆者が実家暮らしをしていた20数年前は、
自家用車と外壁の隙間に2台程停めていた記憶があります。
おそらくそこしか停める場所がなかったからだと思いますが、
今思えば、車にめちゃくちゃ当たっていたでしょうし、
バックで駐車していた母は、停めるのにかなり気を使っていたと思います。。。
やはり計画は大事ですね💦
●まとめ
今回は、意外と盲点な自転車置場について解説しました。
いざ必要となったとき、慌てることがないよう
プランの段階から、なんとなくでも検討しておくのがオススメです。
ぜひ参考にしてみてくださいね!
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