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TOP - 家づくりコラム - 最大160万円補助!住宅省エネ2025キャンペーンについて解説

最大160万円補助!住宅省エネ2025キャンペーンについて解説

寒さも和らぎ、だんだんと春の気配がしてきましたね!

桜の開花が待ち遠しい季節です♪

 

さて、今回のコラムは

国の大型補助金「住宅省エネ2025キャンペーン」についての解説です。

この補助金は2023年から始まっており、今年で3年目。

昨年11月に閣議決定された後、新築住宅に関してはなかなか情報が出ず

2月にやっと、詳細が発表されました。(スタッフも首を長くして待ってました!)

この補助金、どれくらいお得なのか気になりますよね!?

さっそく解説していきます。

 

●住宅省エネ2025キャンペーンとは?

そもそも、この補助金は何のためにあるかといいますと

「2050年カーボンニュートラルの実現に向けて家庭部門の省エネを強力に推進するため、

国土交通省・経済産業省・環境省の3省が連携し、

新築住宅の省エネ化や既存住宅の省エネリフォームに対して支援する補助制度のこと」。(国土交通省HPより抜粋)

こんな難しい言葉で言われても、「???」ですよね・・・💦

簡単に言えば、国は地球温暖化を加速させてしまうCO2排出量を減らすため、

できるだけ光熱費などに使用される電力を抑えたい!

そのために、より省エネ性能の高い住宅を建てたり、

断熱性アップや効率のよい設備を設置するためのリフォーム工事を行う場合に

補助金を出します、ということです。

家庭の世帯当たりの使用エネルギーは、電化製品の普及により半世紀で約1.8倍となっているにもかかわらず

現行の省エネ基準を満たしている住宅は13%にとどまっており

国はなんとかして住宅の省エネ化を進めたい、というわけです。

 

●補助の対象要件

では、どのような工事に対して補助金が出るのかを見ていきましょう。

この住宅省エネ2025キャンペーンは、以下の4つの事業から成り立っています。

①子育てグリーン住宅支援事業

②給湯省エネ2025事業

③先進的窓リノベ2025事業

④賃貸集合給湯省エネ2025事業

このうち、新築住宅が活用できる補助金は①と②になります。

 

①子育てグリーン住宅支援事業について

国土交通省HPより抜粋

この表だけ見ると、また「???」となりますね💦

まず、この事業では住宅が「GX志向型住宅」・「長期優良住宅」・「ZEH水準住宅」の3種類に分けられています。

GX志向型住宅・・・??難しい言葉ですが、

簡単にいえば、省エネ性能がとーっても高い、つまりCO2排出量が少ない、脱炭素志向型の住宅のこと。

(断熱等性能等級「6以上」、一次エネルギー消費量の削減率などが基準に該当していることが条件です)

(GXとは、「グリーントランスフォーメーション」の略で、CO2の排出削減と経済成長を実現する社会の取り組みのことをいいます)

この住宅を新築・購入する場合、1戸当たり160万円が補助されます。

GX志向型住宅の補助金は、世帯に関係なくすべての世帯が対象です。

次に、「長期優良住宅」と「ZEH水準住宅」ですが

こちらも断熱等性能等級や一次エネルギー消費量の削減率の基準によって分類されており、

長期優良住宅の場合は、1戸当たり100万円(建替前に居住していた住宅等を除去する場合、それ以外は80万円

ZEH水準住宅の場合は、1戸当たり60万円(建替前に居住していた住宅等を除去する場合、それ以外は40万円

が、それぞれ補助されます。

上記2つは、子育て世帯または若年夫婦世帯に限られるため、注意が必要です。

 

②給湯省エネ2025事業について

経済産業省HPより抜粋

一定の性能を満たす高効率な給湯機を設置する場合に、

■ヒートポンプ給湯機(エコキュート) 10万円/台

■ハイブリッド給湯機 13万円/台

■家庭用燃料電池(エネファーム)20万円/台

が、それぞれ補助されます。

蓄熱暖房機や電気温水器を撤去する場合は

+8万円(蓄熱暖房機)、+4万円(電気温水器)がそれぞれ加算されます。

性能によっても補助額が加算されますので、詳しくは住宅省エネ2025キャンペーンのHPをご覧ください。

 

●注意点

ここまでの説明で、省エネ住宅を建てて高効率な給湯機を設置すれば、補助金が併用できると思われるかもしれませんが

子育てグリーン住宅支援事業では給湯機も含めた新築住宅について補助しているため、補助金の併用はNGです💦

子育てグリーン住宅支援事業の補助金を使用しない場合に限り、

給湯機の補助金が使用できますので、注意してくださいね。

 

●まとめ

住宅省エネキャンペーンは2023年から始まっており、少しずつ内容が変わっているのですが

国によるこのような集中的な支援は今年までではないか?とも言われています。

また補助金には予算があり、予算額に達し次第受付は終了となります。

今年はGX志向型住宅が追加され、補助額もアップしているため

早めの申請がオススメです。(※申請受付は3月下旬より予定)

オーヤブホームでは申請手続きも行っていますので、気軽にご相談ください(^^)

この大型補助金、ぜひ最大限活用してくださいね!